九州大学研究データ管理用ストレージシステム(QRDM)は研究データを保存、共有するためのシステムです。Nextcloudにより研究データを管理できます。また、GakuNin RDMと連携し、その外部ストレージとして利用することもできます。データは定期的に遠隔バックアップされています。
| URL | https://qrdm.dx.kyushu-u.ac.jp/ |
| 対象 | 本学の教員1 |
| 容量 | 教員一人当たり当面5TBまで2 |
| アクセス | 学内ネットワークからのみ3 |
- その他データ駆動イノベーション推進本部長が適当と認めた者も利用することが可能。 また、ファイル共有機能を用いることで学生等とも協調してデータ管理することが可能。
- 申請により利用容量制限の緩和を行うことが可能。希望者は申請用Formsより申請のこと。なお、QRDM全体の利用状況によっては要望に応えられないことがある。
- GakuNin RDMと連携することで学内外の研究者とインターネット上でファイル共有が可能。
ご利用にあたっては以下の事項を遵守してください。
「九州大学研究データ管理用ストレージシステム(QRDM)の利用について」[PDF]
研究データの長期保存について
QRDMのコールドストレージを増強し、階層型ストレージ管理(HSM: Hierarchical Storage Management)機能を持つ2PBの領域の提供が可能になりました(2025年4月)。この領域をHSM領域と称します。HSM領域では根拠データを長期保存することが可能です。下記の2つの目的での利用が可能で、利用目的ごとに申請が必要となります。HSM領域でできること、およびその利用方法については、「QRDMのHSM領域の利用について」をご覧ください。また、具体的な操作方法については、「QRDM長期保存機能対応ユーザマニュアル」をご覧ください。
大規模またはセンシティブな根拠データの保存
個人で保存環境を整備することが困難な大規模データや、個人情報などを含むセンシティブなデータを保存する環境として利用することができます。
本目的で利用を希望する方はこちらのFormsより利用申請をお願いします。
退職後における根拠データの保管
退職等で研究データを引き継ぐ者がいない場合に、根拠データの「10年保存」環境として利用することができます。
本目的で利用を希望する方は、「退職予定者の研究データ長期保管サービスについて」を確認の上、同資料に記載の方法で、利用申請をお願いします。
研究室アカウントについて
QRDMの利用法として、教員の個人利用領域とは別に、研究室等で複数のメンバ(教員、学生等)が、同じフォルダにアクセスできる「研究室アカウント」の提供を行います。
- 研究室アカウント利用方法
- 学内からは、Nextcloudのブラウザ経由でなく、デスクトップクライアントを利用して、OneDriveのように、ローカルPCのフォルダとして利用する(QRDMとは自動的に同期)。デスクトップクライアントを利用して研究室アカウントにログインする際は、アカウントのパスワードでなく、研究室管理者が個別に発行したアプリパスワードを利用する。
- NII提供のGakuNin RDM(以降 GRDM)を利用して研究室アカウントを利用することも可能。研究室アカウント管理者が、プロジェクト設定、GRDMとQRDM接続をするこプロジェクトメンバの共有者が接続されたQRDM上の研究室フォルダにアクセス可能となり利用できる(学外からのアクセスは、GRDM経由のアクセスのみとなる)
- 研究室アカウントの利用上の注意
- 利用するためには利用申請を行う。申請は年度更新とする。
- 申請Forms URL ここをクリック
- 利用申請者は、九州大学教員またはQRDMのアカウントを有する者で、研究室アカウント管理者となる。
- 研究室アカウントのストレージサイズは、当面の間は、必要容量を許容する。必要容量は申請時に申告することとする。
- 研究室アカウント管理者は、メンバ個々にアプリパスワードを作成する。
- 研究室アカウント管理者は、研究室アカウントの発行されたパスワード及びメンバに発行したアプリパスワードを他者に共有してはならない。
- 研究室アカウント管理者は、メンバの登録・削除・変更等の権限と責任を有する。
管理用者マニュアル 研究室アカウント管理者用マニュアル_1.1版
利用者用マニュアル 研究室アカウント利用者用マニュアル 1.0版
教員以外の本学職員等の利用に関して
教員以外の本学職員等が利用を希望する場合は申請が必要となります。
1. 利用申請の条件
本学において研究活動(研究支援を含む)を行っている名誉教授、学術研究員、テクニカルスタッフおよび職員については、所定の利用申請を行い、承認を受けることで、QRDMの利用が可能となります。
※ 申請条件を満たすか不明な場合はご相談ください。
2. 利用期間
申請を行った年度の年度末まで。継続して利用する場合は、更新の申請を行ってください。
3. 申請方法
・名誉教授は、こちらの申請用Forms(名誉教授)より申請をお願いします。
・学術研究員、テクニカルスタッフ、職員に該当する方は、こちらの申請用Forms(職員)より申請をお願いします。
利用方法
本学に在籍中の教員がウェブブラウザでQRDM(https://qrdm.dx.kyushu-u.ac.jp/)にアクセスし、SSO-KIDでログインして利用することができます。初回利用時に利用要項が表示されます。利用要項に同意の上で利用してください。
QRDMではソフトウェアとしてNextcloudを採用しており、直感的な操作でご利用いただけます。操作方法の詳細は利用マニュアルをご参照ください。

※ドラッグアンドドロップでファイルの追加が可能
自身のPCにデスクトップクライアント(同期アプリケーション)をインストールすることでファイルエクスプローラから操作することも可能です。

ファイル・フォルダの共有機能を用いることで、QRDMにアカウントを持たない学生とのデータ共有も可能です。また、QRDMへの直接アクセスは学内ネットワークからのみ可能となっていますが、GakuNin RDMとの連携により学外からアクセスにも対応しています。データ共有や学外からのアクセスに関する詳細は「QRDMおよびGakuNin RDMの活用方法」をご参照ください。
ファイル名に関する注意
一部の記号文字を含んだファイル名を使用した場合、Mac OSであれば使用可能で、Windowsであれば使用できない等の問題が生じることがあります。QRDMへアップロードするデータのファイル名には、後に示すような記号文字を使用しないことを推奨します。アップロードする研究データの公開や外部他部門との共有等を考慮すると、どのようなシステムで保存されるか分からないため、OSによって保存時の不具合が発生しないようなファイル名にすることが望ましいです。
ファイル名に使用できない記号文字
Windows
" (ダブルクォーテーション) < (小なり) > (大なり) | (バーティカルバー) : (コロン) * (アスタリスク) ? (クエスチョンマーク) \ (円記号・バックスラッシュ) / (スラッシュ)
Mac OS
/ (スラッシュ)
利用マニュアル
Nextcloud利用マニュアル(スタイルズ社作成)
QRDMはNextcloudによりファイル管理を行っています。Nextcloudの一般的な利用方法については以下のマニュアルをご参照ください。なお、NextcloudのURLは https://qrdm.dx.kyushu-u.ac.jp/ に読み替えてください。
- Nextcloud利用マニュアル PC操作編 [PDF] ※学内限定
- ブラウザからの利用について説明しています。ファイル・フォルダの共有方法についても確認できます。
- 大量のファイルをブラウザ経由でアップロードする際に、アップロードに失敗する場合があることを確認しています。大量のファイルを扱う場合にはデスクトップクライアントを利用してください。
- Nextcloud利用マニュアル 同期アプリケーション設定・操作編 [PDF] ※学内限定
- デスクトップクライアント(同期アプリケーション)を用いた操作について説明しています。
- クライアントソフトウェアのダウンロードはこちらから行ってください。
GakuNin RDMからQRDMへの接続マニュアル
GakuNin RDMと連携することにより、学外からのデータ管理や、GakuNin RDMを利用できる学外の共同研究者とのデータ共有も可能になります。GakuNin RDMからQRDMへの接続方法については以下のマニュアルをご参照ください。
- GakuNin RDMからQRDMへの接続方法 [PDF] (2023年12月21日更新)
- GakuNin RDMのアドオン機能を利用してQRDMを接続する方法を説明しています。
- 異動・退職等により非在籍となった教員はQRDMへのアクセス権を喪失します。利用要項にある通り、QRDMへのアクセスが可能な間に適切なデータの移管または削除を行ってください。QRDMへのアクセス権を喪失すると、GakuNin RDMからQRDMへの接続も解除されますのでご注意ください。
QRDMを利用した研究データ管理
- QRDMおよびGakuNin RDMの活用方法 [PDF]
- QRDMを利用して研究データ管理を行うにあたり、他の教員や学生とデータ共有を行う利用法や、学外からのデータアクセスのためにGakuNin RDMから接続して利用する利用法なども含め、利用パターンごとに設定方法や注意点を説明しています。
QRDMは、研究データ管理支援部門が設置されている令和9(2027)年度末までは、同部門が責任をもって運用します。その後については、国などの施策動向を見極めながら、できる限りの対応ができるよう検討を進めています。